PROJECT

CLOTHING

四谷三栄

草履は、台と鼻緒の組み合わせで出来上がる。特に鼻緒を台に通す作業工程の「スゲ」は、草履の履き心地を決めるかなめでもある。腕の良い職人が一人一人の足に合わせて鼻緒をスゲると、草履はまるで足裏に吸い付くようにフィットして、歩き方も美しくなり、何よりどこまで歩いても疲れるこ...

四谷三栄

廣瀬染工場

1918年に創業した廣瀬染工場は、百年以上にわたり、江戸小紋を専門で染めてきた。江戸小紋とは、武士の裃(かみしも)をルーツとする着物の柄で、一見無地に見えるほど、細かく精密な柄が全体に施されている。凝った意匠を見せびらかすのではなく、近づいてみて初めてわかるほど、細か...

廣瀬染工場

伊勢半本店

常に最新のスタイルやトレンドを発信する世界有数のファッションストリート、表参道。それと並行して走る通称“骨董通り”の近辺には、最先端のブティックやカフェとともに、骨董品店、美術館、ジャズバーといった、クラシックなカルチャーが混在している。江戸時代から続く伝統の口紅“紅...

伊勢半本店

ポータークラシック

雷門と仲見世通りで有名な、東京を代表する歴史的ランドマークである浅草寺。東京の下町情緒を色濃く残す浅草は、今も昔も職人の街として知られ、街中には大小さまざまな問屋や工房が軒を連ねている。そんな浅草の裏路地にひっそりと佇んでいるのが、2007年に創業したポータークラシッ...

ポータークラシック

龍工房

いま日常の中で、私たちの目にもっともふれやすい組紐は和装の着姿の際に結ぶ、帯締めであろう。染め上げた糸を相互に交差させてつくり上げていく組紐。組紐を通して1400年ほどの歴史をひもとくと、奈良・正倉院の宝物が伝える経帙の緒や、厳島神社に残る平家納経の紐、鎌倉時代の鎧や...

龍工房

FOOD

日本橋 千疋屋総本店

フルーツをギフトとして用いるのは、日本独特の文化ではないだろうか。日本は、世界でも稀に見る「フルーツ国」だ。 季節ごとに様々な種類が実る。年間を通して品種も多い。風味だけでなく見た目や形にもこだわって育てられるのも大きな特徴だ。 選りすぐりの...

日本橋 千疋屋総本店

豊島屋本店

「豊島屋本店」は、慶長元年(1596年)に創業した、東京最古の酒舗だ。 トレードマークは「カネジュー」。「安定」と「繁盛」の象徴である大工道具の金尺と、創業者十右衛門の名前からとった十の文字を組み合わせてある。 十右衛門は、カネジューそのものの...

豊島屋本店

山本海苔店

1849年の創業当時から、「海苔は山本」と謳われるほど、江戸の街で広く愛されていた山本海苔店。創業からちょうど20年後の1869年、二代目の当主・山本德治郎は、明治天皇の京都還幸の際、御所への東都土産のご下命を賜り、初めて焼海苔に味をつけることを考え「味附海苔」を創案...

山本海苔店

日本料理アカデミー
東京運営委員会

世界に日本料理の普及活動をするとともに、伝統ある日本の食文化を次の世代に正しく継承することを目的とした日本料理アカデミー。その主な活動内容として、食育活動の推進、人材育成、海外への普及活動の3つがあげられる。世界的な日本料理ブームの中で、世界の人々に日本料理を正しく理...

日本料理アカデミー <br>東京運営委員会

榮太樓總本鋪

江戸時代の文政元年(1818年)、それまで飯能で菓子屋をしていた細田徳兵衛が、ふたりの孫を連れて江戸出府を果たした。最初は井筒屋の屋号を使い、九段坂で拳煎餅を焼き売りしていたが、やがて代が代わり、徳兵衛のひ孫にあたる細田栄太郎(のちに安兵衛)が、安政4年(1857年)...

榮太樓總本鋪

LIFE

京源

1910年に、着物の紋の形に糊をつける紋糊屋として、京橋で開業した「京源」。その後、着物に墨と筆で繊細な家紋を描き入れる職人、紋章上繪師として代々技術を受け継いできた。 日本の家紋は、もともとは公家文化から誕生した。やがて武士の世となって旗印となり、さら...

京源

セイコーウオッチ

セイコーの前身、服部時計店が産声をあげたのは、1881年の銀座。 創業者の服部金太郎が輸入時計の販売修理を手がけたのが始まりだった。 まもなく服部時計店は壁掛け時計の製造を開始し、続いて懐中時計を手掛けていく。 大正初期、日本には...

セイコーウオッチ

高橋工房

文京区水道に、江戸時代から約160年間、木版画を摺り続ける工房がある。「高橋工房」だ。 創業は安政年間(1854~1860年間)。江戸木版画の「摺師」を代々担ってきた高橋家は、4代目から「版元」の暖簾も兼ねている。 「木版画の仕事は、日本の印刷...

高橋工房

うぶけや

各種刃物の製造販売を専業とするうぶけやは、1783年創業の老舗刃物店だ。屋号のうぶけやとは、初代の㐂之助が打ったカミソリ、包丁、ハサミ、毛抜きなどの刃物が、「うぶ毛でも剃れる、切れる、抜ける」と評判を受け、それにちなんで名付けたもの。うぶけやは二代目以降一貫して、「職...

うぶけや

華硝

江戸切子の店華硝では、江戸切子の工房の中では比較的多い13名のスタッフを抱えている。外注のデザイナーやコンサルタントはつけず、作品のデザイン、制作、営業なども含め、すべて自社スタッフが行なっている。さらに伝統的な紋様だけでなく、独自に考案した紋様を数多く発信している点...

華硝