軽くて柔らかな肌触りに包まれる、幸せなバスタイムを提案

軽くて柔らかな肌触りに包まれる、幸せなバスタイムを提案

“触れた瞬間にほっとする気持ちよさ”を大切にしつつ、半世紀以上にわたってタオルづくりを行ってきた内野。バスルームをリラックスできる癒やしの空間と位置づけ、タオルだけでなくバスローブやバス雑貨などをトータルで提案するライフスタイルブランドへと成長してきた。この姿勢を明確に打ち出したのは、CI(コーポレート・アイデンティティ)を刷新した2003年。その背景には、バスタイムから眠りにつながる毎日のくつろぎの時間を、心も身体もリラックスして快適に過ごしてほしいという使い手への思いがあった。

「お客様の安心感につながる、軽くて柔らかくて肌にやさしい、そんな気持ちよさのあるものづくりを追求しています」と語るのは、広報の山本美歩さん。こうした内野のコンセプトを象徴する商品が、約2年かけて開発した「しあわせタオル」。思わず頬ずりしたくなるほどふんわり柔らかな触感は、通常のタオルの約1/5という極細糸をパイルに使い、内野独自の技術で織り上げることで生まれた。「タオルに包まれた赤ちゃんが泣き止んだというお客様の声もありました。触れた瞬間、本能的に安心して落ち着いていただけたのかと思うとうれしかったですね」と山本さんは語る。

軽くて柔らかな肌触りに包まれる、幸せなバスタイムを提案

2014年の発売以来のロングセラー「マシュマロガーゼパジャマ」も、内野を代表する商品のひとつだ。驚くほど軽く、至福の眠りを誘う着心地のよさの秘密は、細くて柔らかな撚りの少ない糸と、強度の高い糸を組み合わせて3重に織り上げるという、特許を取得した革新的なガーゼ生地。軽さと柔らかさに加えて、吸水性や通気性の高さも特徴で、寝汗をかいてもサラッとしているのが好評だ。綿100%で快適な衣服内環境を維持し、肌への刺激が少ないマシュマロガーゼのパジャマは、日本アトピー協会の推薦品にもなっている。

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近年は、ロンドンの高級百貨店ハロッズでの販売や、シンガポールの店舗オープンなど、海外展開も積極的に行っている内野。「海外では分厚くて重いタオルが主流なので、最初は軽くて柔らかいことにびっくりされますが、実際に触れて使ってみるとファンになってくださる方が多いですね。今後も販路を拡大し、多くの国々の方に心地よいタオルがもたらす時間の豊かさを伝えていきたいです」