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【江戸東京リシンク展】龍工房 × 舘鼻則孝
2022.03.31
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絹糸の染色、デザイン、組み––。
組紐を組む工程すべてを手がける「龍工房」。
組紐の歴史は古く、飛鳥時代には聖徳太子の束帯などに使用されている。仏教伝来とともに日本に伝わったと言われる組紐だが、その後は、日本独自の発展を遂げ、武具甲冑などにも用いられるようになっていく。
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今回のコラボレーション作品用に生み出された組み方で組まれた「角紐」は、表と裏で色が異なっている。これは、着物の羽裏から着想を得たものであり、伊勢半本店の「紅」で染めたピンク色の絹糸を裏面に使用したことで、差し色としての効果を発揮している。
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また、60ミリのピッチで正確に「結び」を入れることで、テクスチャーに独特の表情を与え、「冠組(ゆるぎぐみ)」で組まれた飾り結びの部分との調和が生まれている。
Photo: GION
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、十分な感染対策を講じて取材を行なっております。
オンライン開催概要
【展覧会名】 江戸東京リシンク展 -旧岩崎邸庭園で見るアートが紡ぐ伝統産業の未来-
【展覧会サイト】 https://edotokyokirari.jp/exhibition/
【主 催】 東京都・江戸東京きらりプロジェクト
【共 催】 公益財団法人東京都公園協会
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