【江戸東京リシンク展】伊勢半本店 × 舘鼻則孝【江戸東京リシンク展】伊勢半本店 × 舘鼻則孝

【江戸東京リシンク展】伊勢半本店 × 舘鼻則孝

【江戸東京リシンク展】伊勢半本店 × 舘鼻則孝

日本に残る唯一の紅屋として、江戸時代から紅の製造・販売を行なっている「伊勢半本店」。

紅の原料となるのは、紅花の花弁から抽出される赤色色素であり、花弁における赤色色素含量比率はわずか1%程度であり、希少性が高い。

【江戸東京リシンク展】伊勢半本店 × 舘鼻則孝

玉虫色の輝きは良質な紅の証であり、江戸時代後期には、紅を唇に塗り重ねて緑色に輝かせる「笹紅」と呼ばれる化粧法が流行したと伝えられている。

より美しい玉虫色の輝きを求め、磨かれてきた紅づくりの技は、今日まで受け継がれており、門外不出の秘伝となっている。

【江戸東京リシンク展】伊勢半本店 × 舘鼻則孝

コラボレーション作品に活用した紅は、染料として使用する際には「赤い色」をしているが、革に染めつけた後、表面が乾いていくと同時に「玉虫色」に発色。

紅を革に染め付けるための下地の色味や染料の濃度など、幾度も試作を重ねたうえで、玉虫色に輝くヒールレスシューズが完成した。

Photo: GION

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、十分な感染対策を講じて取材を行なっております。



オンライン開催概要
【展覧会名】 江戸東京リシンク展 -旧岩崎邸庭園で見るアートが紡ぐ伝統産業の未来-
【展覧会サイト】 https://edotokyokirari.jp/exhibition/
【主  催】 東京都・江戸東京きらりプロジェクト
【共  催】 公益財団法人東京都公園協会

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