【江戸東京リシンク展】宮本卯之助商店 × 舘鼻則孝【江戸東京リシンク展】宮本卯之助商店 × 舘鼻則孝

【江戸東京リシンク展】宮本卯之助商店 × 舘鼻則孝

【江戸東京リシンク展】宮本卯之助商店 × 舘鼻則孝

江戸後期に創業した「宮本卯之助商店」は、和太鼓や神輿を制作する工房だ。
日本固有の伝統芸能とも言える「祭」に焦点を当て、文化を守り、後世に伝えている。

【江戸東京リシンク展】宮本卯之助商店 × 舘鼻則孝

玩具太鼓と呼ばれる4.5寸の小さな太鼓を連結し、雷神の持つ雷鼓を表したコラボレーション作品。

宮本卯之助商店の職人が制作した太鼓を、木工職人が太鼓と同じ栗の材料で円形に繋ぎ、現代美術家・舘鼻則孝氏のアトリエで彩色を施して完成させた。

【江戸東京リシンク展】宮本卯之助商店 × 舘鼻則孝

太鼓づくりにおいて、ものによっては樹齢100年以上の木材が使用される。山から切り出してから、3年から5年程度乾燥させた後に、職人が鉋(かんな)で丁寧に仕上げていく。
今回使用している太鼓は、皮を張る前、乾燥させる工程で歪んでしまったり、割れてしまったことで、製品にすることが叶わなかった昭和50年代のもの。
そのため、とくに長胴太鼓の作品は、制作工程途中の荒々しい表情がそのままに作品化されることになった。

Photo: GION

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、十分な感染対策を講じて取材を行なっております。



オンライン開催概要
【展覧会名】 江戸東京リシンク展 -旧岩崎邸庭園で見るアートが紡ぐ伝統産業の未来-
【展覧会サイト】 https://edotokyokirari.jp/exhibition/
【主  催】 東京都・江戸東京きらりプロジェクト
【共  催】 公益財団法人東京都公園協会

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