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世界で愛される千疋屋を目指し、シンボルマークを刷新。
2021.07.21
FOOD 天保5年(1834年)の創業以来、果物の美味しさを人々に送り届けてきた千疋屋総本店。ブランドの進化とともに、シンボルマークも進化し続けてきた。5代目が総本店ビルディングを建てた1971年には、建物内にオープンしたフルーツパーラー&フルーツレストラン「DE’METER(デーメテール)」にちなんだシンボルマークが誕生。ギリシャ・ローマ神話に出てくる収穫の女神であるデーメテールをモチーフにしたカラフルなデザインは、包装紙やショッピングバッグなどに広く展開された。
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30年後の2001年、6代目当主は老舗の評判に甘んじず、時代に即した店へと変革すべく「ブランド・リヴァイタルプロジェクト」を立ち上げる。その一環として、シンボルマークも一新された。デーメテールのモチーフは残しつつ、より洗練されたものへとリファイン。千疋屋の頭文字のSにデーメテールの横顔を組み合わせ、全ての果実を象徴する葉のかたちへと収めた。タイポグラフィも、現代的でフレッシュなイメージへとブラッシュアップ。千疋屋の新たな世界観を強く印象づけた。
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さらに20年後の2021年4月、時代の変化を見据えて再びシンボルマークを刷新。収穫の女神デーメテールはそのままに、たおやかなラインで芳醇な日本の果物の美味しさが表現され、形や色の印象がよりシンプルかつ鮮明になった。さらに、店名の上下に添えたタグラインを、「NIHOMBASHI ESTAB. 1834」から「NIHOMBASHI TOKYO」へと変更。これは、東京を代表するフルーツショップブランドとして、国内はもちろん、世界の人々に愛されることを目指すというビジョンの現れだ。創業200周年の節目に向かって、日本の果物の素晴らしさをより広く伝えていくために、老舗は進化し続けている。
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