女性らしい柔らかさが美しい、琺瑯ダイヤルのレディスモデル

女性らしい柔らかさが美しい、琺瑯ダイヤルのレディスモデル

“Japanese Beauty crafted into a mechanical timepiece.(日本の美を機械式時計に込めて)”というブランドフィロソフィーのもと、セイコーから誕生したセイコー プレザージュ。男性用として展開され、好評を博していた「クラフツマンシップシリーズ 琺瑯ダイヤル」に、2021年12月よりレディスモデルが加わった。

長い年月が経っても色褪せないと言われる琺瑯は、金属にガラス質の釉薬を焼き付けたもの。独特の柔らかな光沢が魅力だが、現在は製造の難しさから腕時計のダイヤルに使われることはほとんどなくなっている。セイコーが製造を継続できているのは、まさに日本のクラフツマンシップの賜物。小さなダイヤルに、釉薬を均一にコーティングして焼き上げる技をもつ、日本で唯一の琺瑯職人・横澤満さんが、1枚1枚を手作業で仕上げている。

女性らしい柔らかさが美しい、琺瑯ダイヤルのレディスモデル

レディスモデルの開発に当たって、この商品のデザイナーが最初に決めたのは琺瑯の色だという。ひとつは、柔らかな光沢のある白色。もうひとつは、女性らしい柔らかさと日本の美を併せもつ色として、新規に作成した繊細な桜色。「春になると咲き誇る桜からインスパイアを受け、時計を見るたび優しい気持ちになれたり、元気になったりしてほしい」という願いが込められている。また、月をモチーフにした限定モデルのダイヤルは、夜空をイメージした濃紺。横澤さんの職人技により焼成時の温度調節の難しさをクリアし、吸い込まれそうな濃紺のダイヤルが完成した。

さらに、滑らかなフォルムのケース、りゅうずの先端にあしらったダイヤモンドなど、レディスモデルらしい優美さが特徴だ。ダイヤルのローマ数字も、外に向かってわずかに広がる繊細なデザインが施され、隅々まで女性を意識したデザインとなっている。

女性らしい柔らかさが美しい、琺瑯ダイヤルのレディスモデル

ぬくもりを感じる機械式時計と日本の職人技、現代の女性に向けたデザインをしなやかに融合したこのモデル。
セイコー プレザージュの腕時計に、またひとつ永く愛される名品が加わった。

女性らしい柔らかさが美しい、琺瑯ダイヤルのレディスモデル