【東京生薬協会】<br>長い歴史と伝統に育まれた“生薬”を身近に<br>夏の薬用植物園を巡るクイズラリーを開催【東京生薬協会】<br>長い歴史と伝統に育まれた“生薬”を身近に<br>夏の薬用植物園を巡るクイズラリーを開催

【東京生薬協会】
長い歴史と伝統に育まれた“生薬”を身近に
夏の薬用植物園を巡るクイズラリーを開催

人類は古来より、植物の根や茎など身の回りに生えているものを“くすり”として用いてきました。それは植物だけでなく、動物の角や皮、昆虫、鉱物にまで及びます。こうした自然界のさまざまなものの中で、何らかの薬効を持っているとして、長い間利用されてきたものは「生薬」と呼ばれ、多くの家庭薬や漢方薬の原料となっています。

医薬の大衆化が進んだのは江戸時代半ばごろ。幕府が販売を奨励したこともあり、薬の元となる生薬を売る薬種問屋や薬種商がおこり、民間への流通が活発化していきました。医者は薬種問屋から生薬を買い、小さな引き出しがたくさんついた百味箪笥に保管して、患者の症状に合わせてその生薬を調合して「投薬」にしていたといいます。

こうして医薬品の需要は高まり、中国から薬用植物のタネ苗を輸入する一方、日本国内で自給自足するために、山野に自生する薬草、薬木などを調査・採集し、それらを栽培化する試みも盛んに行われていたといいます。

東京都小平市にある「東京都薬用植物園」では1946年の開園以降、国内はもちろん、世界各国の貴重な薬草や薬木など約1750種類が栽培されています。こうした生薬の原料となる薬用植物への関心を広げるために、植物園を管理運営する「東京生薬協会」は8月27日に「薬草クイズ健康ラリー」を催します。

「薬草クイズ健康ラリー」は、薬用植物園と近隣遊歩道で薬草を探し歩きながら、生薬や原料植物への知識を深められるイベント。先着200名まで参加でき、クリアした参加者には素敵なプレゼントも用意しているのだそう。夏休みの課題に悩んでいる小中学生のお子さんと一緒に参加するのもよいでしょう。

また近年は、健康管理や生活習慣病の予防のために「セルフメディケーション」という考え方が広まりつつあります。セルフメディケーションとは「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」。その一つとして、家庭薬や漢方薬を上手く使いながら、病気の予防や体調管理を行い、自分自身で健康を守ることが推奨されています。

家庭薬や漢方薬の原料となる生薬に対する知識を深めることで、セルフメディケーションの意識も高まり、健康的な生活の一助となるはずです。この機会にぜひ、長い歴史と伝統の中で育まれてきた薬用植物に触れてみてはいかがでしょうか。

【開催概要】
2023年 08月 27日(日)
薬草クイズ健康ラリー
会場 東京都薬用植物園および近隣緑地
   小平市中島町21-1 ※西武拝島線「東大和市駅」すぐ傍
時刻 10:00開始(記念品なくなり次第終了)
定員 200 名
参加費 無料
当日受付(申込不要) 先着順
雨天中止

▪️事業者URL
https://www.tokyo-shoyaku.com/