【竺仙】浴衣の新たなスタイル「ゆかたブラウス」と「運針プリーツスカート」を着こなして

本来であればこの時期、浴衣の映える花火大会やお祭りといった夏のイベントが盛り上がりますが、残念なことに今年も新型コロナウイルスの影響でイベントが相次いで中止となっています。そんな折、浴衣を販売するデパートではオンライン飲み会で楽しめる浴衣の着こなしなど、新しい浴衣の楽しみ方が提案され話題となっています。

江戸後期の1842年より、日本橋に呉服店として店を構える竺仙でも、浴衣の新たな装いを提案しています。以前から、竺仙の反物で洋服をつくって欲しいというお客様からの要望がコロナ禍において、「夏には浴衣を着たいけれど、着る機会がない」、「日常の中でも竺仙の柄を身近に感じたい」というお声とともによりたくさん寄せられるようになりました。そこで考案されたのが、竺仙の浴衣地を使った「浴衣ブラウス」と「運針*プリーツスカート」です。

伝統的な江戸染浴衣*を提供し続けてきた竺仙が「洋服をつくる」という事の意義を自問自答しながらも、浴衣をもっと気軽に着て欲しい、職人や和裁士の卓越した技術を継承するとともに、もっと多くの人に知ってほしい、そんな思いが形になった新商品。毎日の装いに、あたらしい浴衣の楽しみ方を取り入れてはいかがでしょうか。

*1 手縫いの基本になる縫い方の一種。
*2 主に「長板中形（ながいたちゅうがた）」という江戸時代の浴衣制作技法で染められたものを言う。長板中形は江戸時代から始まり、明治時代に大流行した江戸ゆかたの主流の染め方。柄には絵師の描いた大柄ものと、昔の小紋型紙を利用した小柄のものがあり、江戸時代から伝わる、両面型付け浸染本藍染のおしゃれ着。

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ゆかたブラウスと運針プリーツスカート(セット販売のみ)／¥64,900 (税込) ～ ¥79,200 (税込)／サイズ：M・L／生地の種類：運針の縫い糸と生地の柄をお選びいただきます。浴衣ブラウスは浴衣を縫う技術をそのまま応用して作っているので、浴衣のように前で打ち合わせて着ます。プリーツスカートはウエストがゴム仕様で楽に着ていただけます。