「Pen×江戸東京きらり『東京の宝』体験イベント」が開催されました-2日目-
2019.12.17
LIFE2日目 第1部は「伊勢半本店」による紅点し(べにさし)体験。
今回は女性のみの体験イベントになりました。伊勢半 本紅事業部 阿部さんより、紅とは紅花に含まれる赤色色素のことで、山形県で多く生産され、昔は主に食用として、また江戸時代には化粧品として用いられたという歴史が紹介されました。参加者は、有田焼のお猪口に刷かれた紅を少量の水を含ませた筆で溶かし、唇に点し、自分の肌色と重なって出てくる自然な発色を、隣の人と見比べながら楽しみました。
第2部は「山本海苔店」による海苔の食べ比べ。
海苔セミナーでは、山本海苔店 営業推進グループの中島さんより豆知識クイズ(「海苔の採れる季節は?」答え:冬)等が出題され、会場のみんなで考えながら、海苔が出来るまでの行程や歴史を学びました。山本海苔店を代表する佐賀県産「梅の花」、青さの混ざった愛知県産「青まぜ」、兵庫県産業務海苔3種の食べ比べを体験しました。参加者は、海苔について味の違いを実感し、自分好みの海苔の味を再発見しました。
第3部は「ポータークラシック」が手がける「重さが消える」で話題のニュートンバッグの体感会。
寝具メーカー昭和西川のベストセラー商品「muatsu(ムアツ)」をバッグのストラップに採用したリュックに2kgと4kgの重りを入れ、ポータークラシックのスタッフの説明を受けながら、来場者がリュックを背負います。ご夫婦や、カップルなど多くの方が「重さが消える」を体感しました!
またイベント開催では、12月7日(土)〜13日(金)展示販売も実施。体験イベントに参加した6事業者に加え、「四谷三栄」のクッション下駄、「豊島屋本店」の日本酒が販売されました。会期の一週間は、多く方々に匠の技が光る江戸東京の美しい宝物に触れていただく機会となりました。