【セイコーウオッチ】伝統工芸の「琺瑯」と「漆」を取り入れたクラシカルな腕時計 一人ひとりの“時”に彩りを添えて
2023.10.31
LIFE日本の伝統工芸とクラシカルな機械式腕時計。それぞれの異なる価値を調和させ、唯一無二の美しさを引き出す。東京・銀座の老舗時計メーカー「セイコーウオッチ」は、100年を超える時計づくりの伝統を継承しながら、全国各地の伝統工芸に光を当て、機械式腕時計で日本の美意識を世界に発信するブランド〈セイコー プレザージュ〉のクラフツマンシップシリーズを手掛けています。
クラフツマンシップシリーズは、機械式ならではのクラシカルな雰囲気と、日本の伝統産業の技法を用いたダイヤル(文字盤)を特徴とするメイド・イン・ジャパンのモデル。これまで琺瑯や漆、有田焼といった伝統の匠の技を取り入れたモデルを展開してきました。
今秋の新作では、「琺瑯」と「漆」の“伝統工芸ダイヤル”をさらに洗練させたレギュラーモデルが登場。伝統工芸ダイヤルの魅力を最大限に引き立てるため、ダイヤルのレイアウトやケース、ブレスレットの造形が新たに見直されました。
ダイヤルレイアウトは、永く愛用してほしいとの想いからオーソドックスなものを採用。金属を用いた立体的なインデックスを組み合わせることで、琺瑯や漆の奥深い美しさを際立たせ、コントラストを高めた印象的な顔立ちをかなえています。
温もりある白色とみずみずしい艶を持つ琺瑯モデルは、青い針とグレーのインデックスが彩りを加え、琺瑯ならではの柔らかい質感を引き立てています。その日の気温や湿度に合わせて釉薬の成分比率を調整するなど、高い技量が求められる琺瑯ダイヤルは、日本有数の琺瑯職人・横澤満氏監修のもと、一枚一枚丁寧に手作業で焼き上げられたもの。琺瑯独特の深みのある艶を帯びたその表情は、長い年月が経っても色褪せることはありません。
漆芸家の田村一舟氏の手仕事により生み出された漆モデルは、金属と漆を直接結びつける革新的な製造手法と、平滑面を生み出す古来伝承の技を組み合わせて仕上げたもの。多くの漆器職人の手により、漆を塗っては研ぐ作業を何十回も繰り返すことにより、漆ならではの艷やかな黒色を引き出しました。吸い込まれそうなほど深く美しい漆黒の文字盤に、白色の時分針とインデックス、ゴールドの秒針がアクセントを添えています。
永きにわたり時計産業に情熱を注いできたセイコーの技術と、伝統技法を受け継いできた職人の矜持が宿る腕時計は、手に取った一人ひとりの“時”に彩りを添えてくれるでしょう。
◾️事業者情報
事業者URL
https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/presage
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