【中むら】「Noren」が世界の共通語になることを目指して、新たな暖簾の魅力を発信する「のれん道」
2024.12.23
LIFE暖簾の制作・デザイン・プロデュースを手がける「中むら」(東京・神田)は、暖簾の文化を研究・編集し、その魅力を発信するオウンドメディア「のれん道」を2024年11月にリリースしました。
和食店を中心に街のあちこちで見かける「暖簾(のれん)」は、江戸時代の浮世絵にも数多く登場する日本ならではの文化です。商売をする人々が店名や家紋などを布地に染め表し、入り口に掲げ、営業の目印としたことは知られるところです。やがて「のれんを守る」、「のれん分け」など、お店のブランドや評判を表す意味としても使われるようになりました。
暖簾の歴史や⽂化を掘り下げ、過去と現代の視点を交えて、暖簾の魅力を発信するウェブサイト「のれん道」。
「のれん道」では、暖簾の歴史、暖簾と家紋、暖簾と景観広告などを考察する「テーマ別記事」を始め、浮世絵や古文献に描かれた暖簾の紹介を行う「暖簾蒐集」、さらにはアーティストや建築家など各分野の専門家との対談を通じて暖簾文化について考える「暖簾考」など、さまざまな角度から暖簾を紹介、深掘りしています。まさに、暖簾に慣れ親しんできたつもりの私たち日本人にとっても新しい発見や驚きが満載です。
「内に秘めた暖簾の魅力を浮き彫りにして、人々の暖簾の認識を広げていきたい。そして、暖簾をカルチャーとして世界に発信し、新たな可能性を探っていけたらと思っています」(中村さん)
のれん道
https://norendo.jp/
■事業者情報
事業者URL
https://nakamura-inc.jp
Instagram
@noren_nakamura