【京源】東京・蔵前に家紋デザインが煌めくスポットが誕生【京源】東京・蔵前に家紋デザインが煌めくスポットが誕生

【京源】東京・蔵前に家紋デザインが煌めくスポットが誕生

「家紋」を描く技術にデジタルを応用し、プロダクトデザインを始め、店舗やホテル、レストランなどの空間プロデュースなどを手がける京源。この春、東京・蔵前に出来た新施設「蔵前JPテラス」のために作られた、オリジナル家紋デザインがお披露目されました。

多様な用途がつながる交流の場として建てられた大型複合施設「蔵前JPテラス」は、オフィス棟、住宅棟、物流棟で構成され、郵便局、保育園、店舗(パン屋)、屋上庭園など、地域に根ざすための施設を備えています。
京源の紋を見ることが出来るのは、住宅棟の敷地西側の敷地内通路にある、蔵をモチーフとしたエントランス「蔵前の小径」。この地に江戸幕府の御米蔵(浅草御蔵)があったことに由来する「蔵前」の地名から経ており、蔵前の歴史にちなんだ紋デザインを3種類、京源の紋章上繪師(もんしょううわえし)、波戸場承龍氏が手掛けました。

【京源】東京・蔵前に家紋デザインが煌めくスポットが誕生

蔵の正面に光る家紋は「細輪に御蔵首尾松」。松は、五穀を守る歳神様(としがみさま)が降臨する木で、雪や霜にさらされても常に緑である生命力から不老長寿の象徴とされました。この家紋は浅草御蔵の地形を松の枝に見立て首尾の松と合わせた、本計画を象徴する縁起の良い家紋です。
この他、賃貸マンション、高齢者の住居棟のエントランス部分には、京源オリジナルのアート作品『Mon×Studs』、住居棟のEV前には紋曼荼羅の額装作品を展示しています。

【京源】東京・蔵前に家紋デザインが煌めくスポットが誕生
【京源】東京・蔵前に家紋デザインが煌めくスポットが誕生

小径は緑豊かな憩いのスペースにもなっており、壁面には新たに描き起こした敷地周辺の古地図が設置され、蔵前の歴史について知ることが出来ます。

近隣にお立ち寄りの際や天気の良い休日に、ふらりと訪れてはいかがでしょうか。

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【蔵前JPテラス】
日本郵政不動産株式会社が手掛ける大規模複合施設。
主に「JPライオンビルディング(オフィス棟)」、「住宅棟」、「物流棟」から構成される。
地域の生活利便施設である郵便局、保育園、店舗も備えており、地域に根ざした施設として下町文化と新しい文化が混ざり合うまち「蔵前」の魅力の向上に貢献している。

所在地:東京都台東区蔵前1-3-28他
竣工:2023年3月31日
最高高さ:90m
規模:地上23階

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【作品紹介】

紋 / 古地図:波戸場承龍
アート製作:波戸場承龍・波戸場耀次

■蔵紋
製作: 原田佐官工業所

■「Mon×Studs」
塗料: Benjamin Moore

■紋曼荼羅ART額
手漉き奉書紙: 人間国宝 岩野市兵衛氏
染摺り: Qbic 木田俊一氏

■古地図
製作: 大成建設
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京源

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