

【江戸東京きらりプロジェクト】メイド・イン・トウキョウの浴衣小物で夏の装いを楽しむ
2025.09.02
LIFE厳しい暑さが続く東京都内では花火大会やイベントが各地で行われます。風流な晩夏のイベントには、軽やかで風通しのいい浴衣で出かけるのも楽しみのひとつではないでしょうか。そこで、江戸東京きらりプロジェクトに参加する3つのブランドから、装いを格上げする和小物を厳選。江戸の粋を受け継ぎつつ、現代的な感性を取り入れたユニークなアイテムを紹介します。
●丸久商店「丸久商店×小宮商店 復刻手ぬぐい日傘」
日本橋堀留町にある丸久商店の復刻手ぬぐいを使用した日傘です。日傘の制作は、同じく江戸東京きらりプロジェクトに参加する小宮商店によるもの。丸久商店に眠っていた古い浴衣用の伊勢型紙を用いて、明治時代から続く伝統的な染色技法「注染(ちゅうせん)」を施し復刻した手ぬぐいを採用。天然の竹を用いた持ち手や露先、ネーム留めとも美しく調和しています。夏の日差しをやさしく和らげる色使いと、持ち運びしやすい小ぶりなサイズ感は、普段使いとしてもおすすめです。
※手ぬぐい本来の風合いを活かすため、撥水・耐水・UVカットなどの加工は施していません。

●四谷三栄「クッション下駄」
浴衣の足元といえば下駄。ただ履きなれていない現代人にとって、長時間歩くのはつらいものです。四谷に店を構える四谷三栄の「クッション下駄」は、台に内蔵された特殊なクッション素材が足にかかる負担を軽減するため、疲れることがありません。また、カラフルな鼻緒が浴衣姿をより一層引き立てます。熟練の職人の技術や履き心地へのこだわりが細部に宿る「クッション下駄」は、初めての下駄選びにおすすめの一足です。

●伊場仙「江戸柄扇子」
1590年創業の扇子とうちわの老舗・伊場仙。熟練の職人が一つひとつ丁寧に仕上げた「江戸柄扇子」は、木綿の手拭いや布生地に写した伝統的な柄が美しく華やか。なかでも、「金魚」や「青海波」は夏の暑さを和らげる清涼感で、浴衣姿をさらに粋に演出してくれます。また、魚へんの漢字をあしらったユニークな「魚辺」は装いのアクセントにぴったり。どれも大人の夏の必需品としておすすめしたい逸品です。

*商品価格は、執筆時の情報となります。
◼️丸久商店
公式サイト
http://shinedozome.com/
オンラインショップ
https://shinedozome.stores.jp/
◼️四谷三栄
公式サイト
http://www.yotsuya-sanei.co.jp/index.html
◼️伊場仙
公式サイト・オンラインショップ
https://www.ibasen.co.jp/