[丸久商店]涼しさと彩りを纏う「シャツ展」へようこそ
2023.08.10
FASHION日本独自の染色技術である「注染」は、手ぬぐいや浴衣などに使用されてきた伝統的な技法です。江戸末期には既に存在していたとされており、「注染」という名前の通り、「ヤカン」を使って染料を注ぎ込む作業が行われます。人の手を介して進められる過程からは「にじみ」「ゆらぎ」「ぼかし」が表れ、一点一点、表情の異なる味わい深い製品ができあがります。
明治32年に創業した布専門の卸問屋、丸久商店は、注染の技法を活かしたオリジナルの製品を提案し、注染の可能性を広げる活動を展開しています。
今月1日から神保町で開催が始まった「大和屋でシャツ展」もそのひとつ。丸久商店と同じく明治時代に創業し、100年以上、下駄づくりの技術・伝統を守り続けている大和屋履物店に、手ぬぐいや浴衣生地を使って仕立てたシャツの数々が並びます。
これまでにも定期的に開催されていきたシャツ展ですが、今回の展示会には初めて、丸久商店が2022年から展開しているTEWSENブランドのシャツも登場。
TEWSENは、凹凸のある格子状の織り目が特徴で、この凹凸があるため、生地が肌に張り付きにくく軽やかな着心地です。
その他、会場には多様な型染作品を制作する「小倉染色図案工房」、オリジナル手拭いや浴衣を展開する「工房カモ」、イラストレーター「スタジオクゥ」などの作品も同時に展示。
夏真っ盛りの今の時期から羽織が必要な秋に纏いたいファッションアイテムとして、お気に入りの一点を探しに行ってみてはいかがでしょうか。
◾️開催情報
2023.8.1(火)-2023.8.19(土)
途中、お盆休みや店舗定休日がございます。詳しくは下記ページのカレンダーをご参照ください。
https://www.instagram.com/p/Cu_i_90LAnO/?img_index=1
営業時間:11:00-19:00
開催場所:大和屋履物店
東京都千代田区神田神保町3-2-1 サンライトビル1階
◾️出店情報
新江戸染 丸久商店(@shinedozome)
小倉染色図案工房(@oguradesigndyestudio)
工房カモ(@kouboukamo)
スタジオクゥ(@studiokuu_hiyosa_unisa)
◾️事業者情報
事業者URL
http://shinedozome.com/
Instagram
(@shinedozome)
Facebook
新江戸染 丸久商店