【丸久商店】どの柄にする?色鮮やかな「新江戸染め」の小物たち

【丸久商店】どの柄にする?色鮮やかな「新江戸染め」の小物たち

江戸っ子に愛用された浴衣や手ぬぐいの柄は、今、新たな商品としても愛され受け継がれています。

明治時代(1868年-1912年)に生まれた染色技法である「注染*」を用いて、てぬぐいや布巾・浴衣を制作する丸久商店。最近は、てぬぐい以外にも”新江戸染”の名で考案された柄や図案を使ったシャツや日傘・袋物(バッグ)といった商品が人気です。シャツは男女兼用で、注染手拭や浴衣をシャツに仕立てているため、速乾性や生地の軽さが夏の素肌には嬉しい商品となっています。(期間限定販売商品となり、現在は販売を終了しています)

【丸久商店】どの柄にする?色鮮やかな「新江戸染め」の小物たち
【丸久商店】どの柄にする?色鮮やかな「新江戸染め」の小物たち

綿や麻素材の手拭いなどを使用した日傘は、持ち手が竹のため一層に涼しげで、古い型紙を使用して染められた生地は、形を変えても普遍的な柄のもつ魅力の強さを再認識させてくれます。

新江戸染の浴衣生地を使って、江戸小物・鳥越乃芝田が制作した袋物は、丸久商店の新江戸染めの柄が生きた素敵な商品に仕上がっています。持ち手は、竹からなる「かぐや手提げ」と、柄に合わせた色の紐を使って仕立てた「紐手提げ」の2種類。柄は注染浴衣ならではの大柄の千鳥や大綱、一方でシンプルな縞や網目といった古典的な柄が揃います。すっきりとした見た目ですが仕立ての工夫により、思いの外、物が沢山入り実用性も抜群。普段の装いにも日本の彩りを添えていただける一品が出来上がりました。夏ならではの装いに、気持ちよさとお気に入りの柄を選ぶ楽しさを。

*型紙を用いて餅粉や糠などのペースト状の糊で柄を防染し、下部に圧搾機のついた注染専用の染め台で染料を上から注いで布を染める技法。糸の芯まで染まり、裏表なく柄が鮮やかに染め上がる特徴も持つ。

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