【伊勢半】伊勢半グループ創業200周年記念企業史展 「愛せよコスメ!リターンズ―おかげさまで200周年―」開催【伊勢半】伊勢半グループ創業200周年記念企業史展 「愛せよコスメ!リターンズ―おかげさまで200周年―」開催

【伊勢半】伊勢半グループ創業200周年記念企業史展 「愛せよコスメ!リターンズ―おかげさまで200周年―」開催

伊勢半の始まりは江戸時代。文政8年(1825年)に紅屋としてスタートし、昭和に入って総合化粧品メーカーへ転換していきました。2025年に創業200年を迎えた伊勢半。その節目を記念して、グループ各社の時代のトレンドに寄り添ってきた名作コスメを一堂に集め、ユニークで目を引く宣伝活動とともにその歴史を振り返る展覧会が、紅ミュージアムで始まります。

Photo:(左)接客スペースを有効に使えるよう開閉式になった「キスミー特殊口紅・頬紅のサンプルケース」(1951年)、(右)「キスミー特殊口紅・頬紅の色見本陳列台」(1950年)。化粧品の多色展開が進むと、正確な色合いの見本が求められるようになり、テスターを兼ねた色見本が増えていった。


昭和初期に誕生し、現在も続く伊勢半の旗艦ブランド「KISS ME(キスミー)」は、自分の価値観で化粧品を選ぶ、セルフメイクの先駆け。1960年代半ばまでの販売方法は店頭の美容部員から商品を購入する対面販売が主流でしたが、伊勢半は日本の化粧品業界で初めてパーフェクト・セルフ・パッケージ(台紙付き商品)システムを市場に導入し、セルフメイクを普及させるきっかけとなりました。このように、会場では現代のコスメ売場で日常的に目にしている販売方式のはじまりを知ることができます。また、戦後から令和まで販売された商品でつくる口紅ツリーなど、心躍る展示にも注目です。

【伊勢半】伊勢半グループ創業200周年記念企業史展 「愛せよコスメ!リターンズ―おかげさまで200周年―」開催
「KISS ME」以前の大正末期~昭和初期に展開していたブランド「艶蝶(つやちょう)」の「艶蝶小町紅」(左)と「艶蝶棒紅」(右)。


また、「KISS ME」が立ち上げられる前に使用していたブランド「艶蝶(つやちょう)」の商品、初めて展示される貴重な歴史資料、棒紅の金型などは必見です。時代を超えて「美しくありたい」と願う人々に応え、江戸時代から毎日の暮らしに寄り添ってきた伊勢半グループの化粧品の歴史を辿ってみてはいかがでしょうか。

【展覧会概要】
伊勢半グループ創業200周年記念企業史展
「愛せよコスメ!リターンズ―おかげさまで200周年―」
会期:2025年6月25日(水)~9月28日(日)
会場:紅ミュージアム(東京都港区南青山6-6-20 K’s南青山ビル B1F)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
※展示室内の混雑を避けるため入場制限を行う場合あり。
休館日:毎週月・火曜日、7月4日(金)
※本展開催期間中の日曜日は開館。
観覧料:一般 200円(限定リーフレット付き)
中学生以下 無料(ジュニアガイド付き)

◾️伊勢半
公式サイト
https://www.isehan-beni.co.jp/
紅ミュージアム
https://www.isehan-beni.co.jp/museum/